同一 労働 同一 賃金 契約 社員。 賞与の格差と同一労働同一賃金。契約社員・パートに賞与なしは違法?|咲くやこの花法律事務所

同一労働同一賃金「抜け穴」問題

「同一労働同一賃金」対応に必要な正社員・非正社員間の格差是正へ押さえておきたい2つのポイント 事業主の説明や社内制度の整備が必要になる点を説明しましたが、次に、正社員と非正規社員の方の賃金について、どの程度、何を整理しておけば良いのか考えます。 双方の合意が最も重要なことであるため、「使用者と労働者の双方が納得できる合理的な説明」となっていることが重要です。 5 退職金は積み立てが必要であり、老後への備えも多様化 補足意見でも触れられていますが、終身雇用の崩壊、人生100年時代の就業長期化、年金2000万円問題等の社会情勢においては、「退職時に退職金を受け取って悠々自適な老後」というライフプランだけが正解ではなく、人それぞれ状況は異なります。

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同一労働同一賃金に対応して無期転換することについての解説

一点目の雇用形態の統一に伴い、専門職社員は一律でいわゆる総合職に職種転換することとなり、その他社員については、有期雇用でも一律で「正社員(総合職)」に登用されることになりました。 特にボーナスが支給されると思って「ボーナス払い」で買い物をしてしまったり、ボーナス加算のローンを契約したりすると大変なことになってしまいます。 最高裁判決はこれら5項目の手当や休暇について、(1)の点に沿って手当や休暇の趣旨などを個別に検討。 1,賞与に関する同一労働同一賃金とは? 賞与に関する同一労働同一賃金とは、正社員にのみ賞与を支給し、契約社員やパート社員には支給しないことが、正社員と非正社員の間の不合理な待遇差を禁止するパートタイム・有期雇用労働法に違反しないかという問題です。 まずはじめにこの章では、言葉の意味や制度が生まれた背景について解説していきます。 その理由は、長期雇用の正社員と1年更新の雇用とでは、会社側が要求する「働き方」は当然ながら異なるからです。 一方で、パートタイム・有期契約社員には、定型業務が中心であるため、責任の程度は比較的軽く、予算管理や利益達成の責任などは課されることが少ないのが一般的です。

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同一労働同一賃金:法定外休暇・特別休暇について メモ①(裁判例)

これまでのパート労働者に対しては説明責任がありましたが、有期雇用者に対しては説明責任がありませんでした。 アルバイト職員であってもフルタイムで勤務し、一定の習熟をした者については、被控訴人の職務に対する貢献の度合いもそれなりに存するものといえ、一概に代替性が高いとはいい難い部分もあり得る。

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同一労働同一賃金「抜け穴」問題

同一労働同一賃金ルールを定める「」が施行されています(施行日:大企業は2020年4月1日、中小企業は2021年4月1日)。 雇用形態が異なるからといって、福利厚生施設を利用する必要がないということはないですし、病気をしないわけでも冠婚葬祭等がないわけでもありません。 (問題とならない例) A社においては、長期勤続者を対象とするリフレッシュ休暇について、業務に従事した時間全体を通じた貢献に対する報償という趣旨で付与していることから、通常の労働者であるXに対しては、勤続10 年で3日、20 年で5日、30 年で7日の休暇を付与しており、短時間労働者であるYに対しては、所定労働時間に比例した日数を付与している。 よって、賞与の格差が、「将来企業の中核を担う正社員定着のための施策」として合理的に説明がつく場合は、正社員とフルタイム契約社員の間に賞与の格差があっても許容されることが多いといえるでしょう。

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同一労働同一賃金:法定外休暇・特別休暇について メモ①(裁判例)

3,判例を踏まえて解説!契約社員・パート社員と正社員の賞与格差について 契約社員と正社員の賞与格差については、 令和2年10月13日の大阪医科薬科大学事件最高裁判所判決の判断が重要です。 では、実際に現在の法律ではどうなっているのか?と言いますと、労働契約法やパートタイム労働法において、正社員と契約社員との間で「不合理」な格差は禁止されていますが、明確にどの程度の格差が不合理なのかは示されていません。 そこで、人件費の引上げを回避しようとする会社は、待遇引き上げの対象となる従業員を減らそうとするかもしれません。 (同一労働同一賃金についての、他のブログ記事は以下より、 「」) 同一労働同一賃金対応において、『法定外休暇・特別休暇』についての差は多くの企業で起こっているかと思われます。

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非正規雇用のボーナス・退職金に関する最高裁判決をどう読むか(倉重公太朗)

2 訴訟ラッシュは回避できた メトロコマース事件反対意見のように、4分の1であれ、退職金請求が認められていた場合、退職金の時効は労基法の定めにより5年ですから、各企業は5年以内に退職した全ての非正規雇用についてさかのぼって調査し、退職金支払額の検討に入らなければなりませんでした。 有期契約者には賞与が出るのに、無期転換したら賞与が出ない、という制度はつくりづらいからです。

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